下級国民の会の会長さんが、11月23日(日)に東京ビッグサイトで行われる文学フリマ東京41に出店するということなので、小説を寄稿させていただきました。
テーマは「弱者男性」ということなので、悲惨で可哀想だけど、ちょっと笑えるエンタメとして、書いた文章です。若干、弱者男性が持つ異常性が物語全体を覆うような感じにしました。ホラーなのか、コメディなのか、悲劇なのか分からない、そんな弱者男性の生き様を落とし込めたと思います。
チャップリンか誰かが、人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇であると言ってたようですが、弱者男性の場合は「キチガイ性」という若干のホラー要素がある。
それは現代という資本主義が高度に発展した世界のなかで、社会システムではもはやその魂が救えないところまでキてしまった男達が持つ、ねじ曲がった何かなのかもしれません。
もし俺が少数説ばっかり唱える超アホな実定法学者だったら、「同定可能性」ならぬ「キチガイ可能性」という法理論をぶちあげてしまうだろう。あてはまったら弱者男性に限り減刑です。
話は逸れましたが、文学部出身だし、学生時代に同人エロゲーを途中まで作った身の上だったので、まあ満足でございます。楽しかったですね。
それにしても、盆栽というねじ曲がった木が歴史上、人々の長い鑑賞眼に耐えてきたように、我々のねじ曲がった何かも、もしかすると、一見の価値があるのかもしれませんよ。